図解 デジタルカメラの仕組み

「図解 デジタルカメラの仕組み」河田一規(著)→

ちょうど「フォトマスター検定」の受験勉強をしていたとき、YouTuberのジェットダイスケさんの紹介を見て、さっそくAmazonで購入。

ジェットダイスケさんのおっしゃるとおり、とにかく図解のためのイラストや写真の量が半端無く多い!

オールカラーの図が主役で、文字が脇役とも言って良いほどの構成です。

表紙に「1日の集中講座で操作が自由自在に」と……ありますが、とてもじゃないけど、カメラ30年以上の私でも読み切るのに1週間かかりました。

手元に届いてから分かったけど、本書はムック本で、大学ノートサイズ、オールカラー128ページの構成です。


なお本書は「アサヒカメラ」で平成221月から平成243月まで掲載された「分かって使うデジタル事典」をまとめ、現在にあわせて加筆・修正したものです。

そのため、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトカメラはもちろん、ストロボ、フィルター、三脚、バッテリー、記録メディア等のアクセサリー類、インクジェットプリンターに至るまで、原理・基本技術から体系的に親切丁寧に解説してあります。

なのであたりまえですが、撮影技術に関しては一切書かれていません。

読む事で、カメラの操作に、楽しみや奥深さが出てくること間違いなしです。

肝心のコンテンツは、5つの章に分けられています。

1章 フィルムに代えて「デジタルで記録する仕組み」

2章 押せば写る「カメラの自動化の仕組み」

3章 のぞく、触れる「撮影のための装置」

4章 光を導く「レンズの仕組み」

5章 カメラを支える「周辺装置や用具」

1章の「デジタルで記録する仕組み」には、<撮像素子><画像処理エンジン><ホワイトバランス><動画撮影><シャッター>が解説してあります。

2章の「カメラの自動化の仕組み」には、<オートフォーカス><AE/調光><手ブレ補正><ゴミ除去機構><カメラの動き>解説してあります。

3章の「撮影のための装置」には、<ファインダー><ボタンやダイヤル><ミラーボックス><背面モニター><カメラボディー>解説してあります。

4章の「レンズの仕組み」には、<レンズ性能><絞り機構><レンズの動き><レンズマウント>解説してあります。

5章の「周辺装置や用具」には、<ストロボ><レンズフィルター><三脚と雲台><コンパクトデジタルカメラ><インクジェットプリンター><カメラの清掃><バッテリー><メモリーカード>解説してあります。


写真が好きで写真を撮っていると、必然的にカメラの仕組みが気になり始めます。

私のように、フィルム時代の知識のまま、だましだましにデジタルカメラを使いこなしている方も多いと思います。

しかし最近のカメラは、機械工学と光学以外に、電気(電子)工学的なウエイトが日増しに増えて来ています。

ピントや絞りどころか、レンズの屈折率まで電気で制御する時代が、既にもうそこまで来ているのです。

「そのうちしっかり勉強しよう」と思っている写真愛好家の方は、この機会に是非本書で勉強されてみてはいかがでしょうか?

ここまで多岐にわたり、親切ていねいに述べられている類書は、他に見当たりません。


P.S.おかげさまで「フォトマスター検定1級」一発合格できました。著者の河田一規さんと、ご紹介いただいたジェットダイスケさんに、この場を借りてお礼を申し上げます。

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